チャンギ国際空港ガイド

チャンギ国際空港|Singapore Changi International Airport

1981年7月1日に開港したチャンギ国際空港は、非常に充実したサービスと設備を持ち、これまでに 数々の航空業界や旅行雑誌の賞を受賞している、シンガポール航空のハブ空港です。

チャンギ国際空港には、現在、合計3つのターミナルがあります。 チャンギ空港で乗り入れ航空会社数が一番多いターミナル1、 シンガポール航空がメインで利用しているターミナル2とターミナル3です。

なお、2006年3月26日に開業した格安航空会社(LCC)用のバジェット・ターミナルは、新たにターミナル4へ改築するため、2012年9月25日に閉鎖。 ターミナル4は2017年に完成予定です。

日本とシンガポール間を直行便で就航している航空会社のチャンギ国際空港到着ターミナルは以下の通りです。

  • ターミナル1: 日本航空(JL)、デルタ航空(DL)
  • ターミナル2: シンガポール航空(SQ)、全日空(NH)、格安航空会社各社
  • ターミナル3: シンガポール航空(SQ)、ユナイテッド航空(UA)

各ターミナル間の移動

ターミナル1~3間は、離れた距離にあります。 2階(レベル2)の出発乗り継ぎラウンジは、コンコースでつながっていますが、 「動く歩道 / Travellators 」を使っても、ターミナル2とターミナル3を 徒歩で移動する場合、30分はかかります。 そこで、各ターミナル間の移動は、無料のスカイトレインとBTシャトルバスを 使います。

スカイトレイン / Skytrain
スカイトレインはモノレール状のシャトルで、ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の間を ピストン運行しています。 運行時間は、早朝5時~深夜の2時30分。 乗り場は、ターミナル1~3とも、2階(レベル2)の出発ホールの端にあります。料金は無料です。
BTシャトルバス / Budget Terminal
ターミナル1~3と、バジェット・ターミナルとの間は建物自体が繋がっていません。 そこで、ターミナル1、2、3のいずれかのターミナルとバジェット・ターミナル間の移動は、 BTシャトルバスを使います。BTシャトルバスは、ターミナル2とバジェット・ターミナルとの 間で運行しています(ターミナル1ないしターミナル3からは、いったんスカイとレインで ターミナル2に移動します)。
BTシャトルバスは、24時間運行しており、約10分間隔で出ています。 深夜から早朝は約30分間隔。移動の所要時間は約10分で、もちろん無料です。

「乗り継ぎ客」を重視したチャンギ国際空港

チャンギ空港内にある免税店などのショップ数は200余り!  空港という名のショッピングセンターといった趣です。 各種レストランなどの飲食店も相当数あり、もちろんフード・コートもあり、 世界各地の味を楽しむことができます。

さらに、映画館、庭園、ビジネスセンター、礼拝堂、郵便局、インターネット施設 などなど、一つ一つを訪ね歩くだけでも飽きません。

こうした充実の施設があることには理由があります。総面積が約699平方km、と東京23区の大きさぐらいの都市国家、シンガポールでは、 シンガポール自体の航空需要がそれほどありません。 ちなみに都市国家シンガポールでは国内線はなく、全て国際線です。

つまり、「乗り継ぎ客」を重視した国際空港という点が大きな特徴です。 特に、ヨーロッパとオーストラリアやニュージーランドを結ぶ「カンガルー・ルート」の一翼を担う空港として、 同区間を移動する旅行者の多くが、チャンギ国際空港を経由します。

そこで、24時間オープンしており、待ち時間も快適に過ごすことができることに様々な配慮がなされている のがチャンギ国際空港です。世界に数ある空港の中でも、 制限区域内の設備が一番充実しているのは、チャンギ空港と言われているほどです。

例えば、トランジットでチャンギ空港を利用する者で、5時間以上の待ち時間がある場合は、 約2時間の無料市内観光に参加することもできます。

旅行者のみならず、週末ともなれば、地元シンガポールっ子たちが ちょっとした「アミューズメント施設」であるチャンギ国際空港を訪れたりします。

チャンギ国際空港|Singapore Changi International Airport
チャンギ国際空港の公式サイトでは、チャンギ国際空港に発着する国際便のフライトインフォーメーション、 空港ガイドなどの情報が掲載されています。 以前は、英語、中国語、インドネシア語に加えて、日本語も加えた多言語でコンテンツを用意していましたが、 現在は、中国語と英語のみとなっています。

主要施設サービス

案内所 / Information and Customer Service Counters
空港の案内所は、ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の2階(レベル2)の 出発乗り継ぎラウンジに数ヶ所あります。一般エリアの1階(レベル1)の到着ホール中央部にも あります。 バジェット・ターミナルでは、一般エリアの到着待合ホールと出発ホールにあります。 「Information」の案内が目印です!  英語が不得意な場合は? 英語に堪能なシンガポール人ですが、日本人が英語に不慣れなことは 先刻承知! 片言でも何とかなるものです。あせらずトライしてみましょう!
両替所
4つの全てのターミナルに、空港両替店が2軒並べて出店しています。 24時間営業。 さて、一般的に国際空港での両替はレートが悪いとされています。 実際、両替レートが良いと言われるシンガポール中心部にあるラッキー・プラザや リトル・インディアにあるムスタファ・センターに比べると、良くはありませんが、 それほど大きなレートの差があるわけではありません。10万円以上の両替ならば、 事情も異なりますが、数万円程度ならば、あまり神経質になる必要はないと思います。 また、空港両替店でテレホンカード Phone Cards も購入できます。 空港内の公衆電話から、シンガポール国内や海外に電話できます。
喫煙エリア / Smoking Areas
愛煙家の方にとっては厳しいことに、長時間の禁煙フライトに絶えた後、 到着した空港ターミナルビル内でも、全面禁煙です。とはいえ、 ターミナル1、2、3とも2階(レベル2)と、3階(レベル3)の 出発乗り継ぎラウンジに、幾つかの喫煙エリアが設けられています。 バジェット・ターミナルでは、出発ラウンジに喫煙所があります。
映画館
ターミナル2に併設されており、 ケーブルテレビの映画チャンネルを上映しています。 快適な椅子、音響システムの良さが評判です。
シャワー / Shower Facilities
ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の各3階(レベル3)の出発乗り継ぎラウンジにあり、 石鹸、タオル、シャンプー、ロッカー室が用意されています。24時間利用可。料金は8シンガポールドルです。
フィットネスセンター
石鹸、タオル、シャンプー、ロッカー室が用意されています。
プール
屋外にあるプールで、ロッカー室も備えています。7:00~23:00
子供用ルーム/Children's Playgrounds/Play Areas
全ターミナルに、幼児~小学生を対象とした遊具を備えた子供用ルームがあります。 24時間利用可。
インターネット施設
ターミナル1、ターミナル2、ターミナル3の各2階(レベル2)の出発乗り継ぎラウンジ、 およびバジェット・ターミナルの出発ラウンジには、 無料インターネット接続コーナー / Free Internet Cornersがあります。
ノートパソコン持参の場合は、各ターミナルのトランジット・モールに、 Ethernet LAN/Network Points があります。
IEE802.11準拠のワイヤレスモデム(LAN)を備えたノートパソコンがあれば、 案内所 / Information and Customer Service Counters にて、アカウント番号 / Temporary Account を発行してもらうことで、チャンギ空港全体で無料の Wireless@SG を利用することができます。