シンガポール中部・北部のエリアガイド

中部・北部エリアの概要

高層ビルが建ち並ぶモダンな都市国家シンガポール。ところが、中部、北部に足を運ぶと、シンガポールが熱帯雨林が生い茂る赤道直下の国であることを実感します。

シンガポール中北部に広がる熱帯雨林の一画には、2013年4月3日に新コンセプトのアミューズメント施設としてオープンしたリバー・サファリ（River Safari）をはじめ、シンガポール動物園やナイトサファリなど自然と動物にオープンな感覚で接することができる施設があります。

また、ブキ・ティマ自然保護区やスンゲイ・ブロウ自然公園でも、豊かな自然に触れることができます。

中部・北部エリアの詳細地図

リバー・サファリ - River Safari

シンガポール動物園に隣にオープンした新コンセプトのアミューズメントパーク＆動物園です。「世界の8つの大河を再現した環境をリバークルーズで楽しめる」という新コンセプトで、 2013年4月3日の開園以来、大人気で、今やすっかりシンガポールの新名所となっています。

シンガポール動物園に隣接した約89ヘクタールの広大な敷地に、広大な敷地に世界の有名な8つの大河（アマゾン川、ミシシッピ川、コンゴ川、メコン川、揚子江、ガンジス川、マレー川、ナイル川）を再現して、それぞれの河川に棲む、珍しい約150種の動物、約300種の植物をリバー・クルーズで観察することができます。

ジャイアントパンダの生息環境を再現した巨大なドーム型施設「ジャイアント・パンダ・フォレスト」(Jiant Panda Forest) や世界最大規模の淡い水産動物の水族館などもあります。

敷地内にはレストランやショッピング施設なども完備。運営は、シンガポール動物園やナイトサファリ、ジュロン・バードパークを手掛けているワイルドライフ・リザーブ・シンガポール（Wildlife Reserve Singapore、WRS）。ナイトサファリやシンガポール動物園、ジュロンバードパークなどを組み合わせたお得なジョイントチケットもあります。

リバーサファリの東隣りにシンガポール動物園、西隣りにナイトサファリがあります。

※PDF形式で配布されている園内マップ

リバー・サファリ - River Safari: 公式サイトにはリバー・サファリの見所、料金など詳細な情報が掲載されています。; 住所：80 Mandai Lake Road, Singapore 729826; Tel：+65 6269 3411; 開園時間：9:00～18：00 （最終入場可能時間は17:00）; 入園料：大人25シンガポール・ドル、子供（3～12歳）16シンガポール・ドル、3歳未満は無料
※公式サイトからオンライン購入すると割引あり。
※ナイトサファリ、シンガポール動物園、ジュロンバードパークと組み合わせた、お得なジョイントチケットもあり。
休業日：無休

リバー・サファリ＆シンガポール動物園＆ナイトサファリへのアクセス

SAEX（Singapore Attractions Express Bus）　シャトルバス: SAEXが、複数の主要ホテルなどを巡回してリバー・サファリ＆シンガポール動物園＆ナイトサファリに向かうシャトルバスを運航しています。片道料金は、大人6シンガポールドル、子供3シンガポールドル。所要時間は約1時間ほど。
バスが停車するのは、オーチャード・ホテル、シェラトンタワーズ、グランド・ハイアット、マンダリン・オーチャードや MRTファーラー・パーク（Farrer Park）駅、リトルインディア・アーケード（Little India Arcade）、など。市内の各地から乗車できるのは魅力です。
リバーサファリに行く特急バスが停車する場所・時刻表の詳細は RIVER SAFARI ページにて。
サファリゲート（Safari Gate）　シャトルバス: シンガポール市内とリバーサファリ＆シンガポール動物園＆ナイトサファリとを結ぶシャトル・バス・サービスです。市内の乗り場はサンテックシティとシンガポールフライヤーの2ヶ所で、片道料金は大人7シンガポールドル、子供5シンガポールドル。入場料とセットになったチケットも用意されています。
タクシー: 市の中心部からだと約30分、約25シンガポールドルほどが目安。複数でいくならタクシーが便利です。帰る時は、シンガポール動物園とナイト・サファリの入口前にタクシー乗り場があります。
Safari Gate（市内からの直行バス）: シンガポール市内中心部から、リバーサファリ、シンガポール動物園、ナイトサファリへ行く直通バス。ワイルドライフ・リザーブズ・シンガポール（WRS）とダック＆ヒッポ(Duck & Hippo)が共同で運営するもので、乗り場は、サンテックシティとシンガポールフライヤーにあるダック＆ヒッポのチケットカウンター付近。
MRT＆バス: MRT南北線アン・モ・キア（Ang Mo Kio）駅下車、バスの3番乗り場からNo.138のバスに乗車、終点で下車。所要時間は約1時間。

シンガポール動物園 - Singapore Zoo

1973年に開園したシンガポール動物園には、約30頭のオランウータンを始め、3000頭にも及ぶ動物がいます。

シンガポール動物園が画期的な動物園として話題を集めている理由は、猿や鳥はすべて放し飼いというオープンシステムを大胆に採用した点にあります。

濃密な熱帯雨林の中、動物がのびのびと飼育されています。各種アニマルショー、あるいは象や子馬に乗れるアニマルライドなどのアトラクションも人気を集めています

シンガポール動物園を楽しむには、餌付けの時間と、約20分ほどの各アニマルショーをチェックするのがポイントです。1日かけてじっくりと回ってみたいところです。/p>

シンガポール動物園 - Singapore Zoo: シンガポール動物園公式サイトです。見所、料金など詳細な情報が掲載されています。; 住所：80 Mandai Lake Road, Singapore 729826; Tel：+65 6269 3411　/　 Fax：+65 6367 2974; 開園時間：8時30分～18時; 料金：大人28シンガポールドル、子供18シンガポールドル。トラム乗車料金は、大人5シンガポールドル、子供3シンガポールドル。; 休業日：無休

ナイトサファリ - Night Safari

シンガポール動物園の隣には、約40ヘクタールの敷地を持つナイトサファリがあります。ここでは、約1000頭の動物の夜の生態を観察することができます。

徒歩で園内を回る方法と、ガイド付きトラムに乗って回る方法があります。

ナイトサファリ - Night Safari: ナイトサファリ公式サイト。見所、料金など詳細な情報が掲載されています。; 住所：80 Mandai Lake Road, Singapore 729826; Tel：+65 6269 3411　/　 Fax：+65 6367 2974; 開園時間：19:00～24:00（※最終チケットの販売は23:00まで）; 料金（トラム乗車料含む）：大人39シンガポールドル、子供25シンガポールドル。; 休業日：無休

マンダイ・ラン園 - Mandai Orchid Garden

シンガポール動物園近くにあるラン園です。数千種類にも及ぶランが生育しています。ランはシンガポールの国花ですね。

マンダイ・ラン園へのアクセス

住所：200 Mandai Lake Road
アクセス：MRT南北線アン・モ・キア（Ang Mo Kio）駅下車、バスの3番乗り場からNo.138のバスに乗車、終点で下車。シンガポール動物園から歩いて10数分
Tel：6363-0230
時間：8時30分～19時（月曜は18:00まで）
料金：大人3.5シンガポールドル、子供1.5シンガポールドル
休み：無休
関連サイト： Mandai Orchid Garden - Toh Garden

ブキ・ティマ自然保護区 - Bukit Timah Nature Reserve

シンガポールの中心部に広がる自然保護区です。シンガポールで最初に指定された森林保護区の一つで、貴重な原始熱帯雨林地域となっています。合計4つのウォーキングコースがあり、シンガポール最高峰の頂上に至ります。といっても標高163.63メートル！ですが ^_^;

ウォーキングコース沿いには、様々な熱帯植物が生い茂り、サル、リスなどの野生動物を観察できます。入り口近くにあるビジターセンターでは、ブキ・ティマに関する書籍、図鑑なども販売しています。

ブキ・ティマ自然保護へのアクセス

住所：Upper Bukit Timah Road
オーチャードロードのYMCA前、あるいはサマセットロード沿いサマセット駅前のバス停から171番に乗車。バスの所要時間は約30分。またはMRT南北線のブギ・バトック（Bukit Bato）駅から、852番のバスに乗車。バスの所要時間は約10分。
Tel：800-468-5736（フリーダイヤル）
ビジターセンターの開館時間：8時30分～18時00分
料金：無料

スンゲイ・ブロウ自然公園 - Sungei Buloh Wetland Reserve

シンガポール北部にある自然公園です。湿地帯にマングローブが生い茂る園内で、200種類近くの鳥類や様々な植物を観察することができます。 3つのウォーキングコースがあります。

ビジターセンターでは、ウォーキングコースを確認できるほか、スンゲイ・ブロウに関する映像ショーを上映したり、動植物の生態を展示したネイチャー・ギャラリーなどもあります。以下の公式サイトに詳細な情報があります。

スンゲイ・ブロウ自然公園へのアクセス

スンゲイ・ブロウ自然公園公式サイト
住所：301 Neo Tiew Crescent
MRT南北線のウッドランズ（Woodlands）駅、マルシリン（Marsiling）駅、クランジ（Kranji）駅の各駅から925C番のバスに乗車、終点下車 Tel：6794-1401
時間：7時30分～19時（日･祝は7:00～）。入場は18:00まで。
料金：無料。土、日、祝日のみ大人1シンガポールドル、子供0.5シンガポールドル
休業日：無休

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