Sintok2012シンガポール映画祭@東京・シネマアート六本木
Sintok2012シンガポール映画祭 / 2012年5月12日(土)~5月20日(日)
2012年5月12日(土)~5月20日(日)の期間、東京・シネマアート六本木にて「Sintok2012シンガポール映画祭」が開催されます!
2009年に初めて開催された「Sintokシンガポール映画祭」は、今回で2回目を迎えます。「Sintok」とは、「Singapore」の「Sin」と「Tokyo」の「Tok」を合わせた合成語で、シンガポール映画に強い興味と関心を抱く有志による映画祭です。
今回の映画祭では、日本でも2008年に劇場公開された『881 歌え!パパイヤ』を手掛けたロイストン・タン監督の特集を中心に、華人系、マレー系、インド系監督作品を含むバラエティに富んだラインアップ。
作品内容も、ドラマあり、コメディあり、ドキュメンタリーあり、アート系ありと幅広く、日本未公開作品を多数含む形で、長・中・短編合わせて一挙に39作品が上映されます!
さて、今回の映画祭のオープニング作品は、ロイストン・タン監督による「12 Lotus」。「881 歌え!パパイヤ」でも描かれた歌台(ゲータイ) の世界の表と裏、喜びと悲しみを描いたミュージカル・メロドラマ作品です。「881 歌え!パパイヤ」と同様、トロピカル・エンターテインメントとしての魅力を打ち出しつつ、哀愁に満ちた作品となっています。「12 Lotus」は、シンガポール国際映画祭で最優秀監督賞を受賞しています。
同映画祭の目玉とも言えるロイストン・タン監督特集 / Royston TAN Collection Lah! では、この「12 Lotus」と「881 歌え!パパイヤ」に加えて、「4:30」「15:The Movie」の2本の長編映画、さらに8本の短編映画が一挙に上映されます。
その他の注目作品の一つにクロージング作品として上映される ブー・ジュンフォン監督作品の「Sandcastle」があります。一人の心優しき青年が祖父母との交流をきっかけに、亡き父の青春時代の姿、シンガポールの歩みを知り、シンガポール人としてのアイデンティティを育ていく様子を描いた作品です。カンヌ映画祭2010の批評家週間でも話題を呼んだ映画です。
また、カンヌ映画祭2009監督週間でも上映され、現在、森美術館で企画展を開催中のホー・ツーニェン監督による「HERE」、あるいは2011年のアジアフォーカス・福岡国際映画祭でも上映されたケルビン・トン監督の「素晴らしき大世界」、2011年第3回アジアンクィア映画祭のオープニングを飾ったハン・ユークアン監督の「海南、潮州と白いブラ」、エリック・クー監督初期短編集などなど、話題作品が満載です!
現在、世界の映画祭でも注目を集めているシンガポール映画の今を体感できるチャンスです!
Sintok2012シンガポール映画祭予告編 Sintok2012 Singapore Film Festival Tokyo -Trailer
Sintok2012シンガポール映画の概要
- 開催日:2012年5月12日(土)~5月20日(日)
- 会場:シネマート六本木
東京都港区六本木3-8-15 / Tel 03-5413-7711
アクセス:東京都六本木駅下車、徒歩約2分 - 主催:Sintok シンガポール映画祭 実行委員会
- チケット:(チケットぴあ他、オンライン・チケッティングでの取扱いは無く、
シネマート六本木劇場一階窓口とちけっとぽーとにて販売。(ちけっとぽーとでの3回券発売は、4/28午後より)
当日券(指定席)1,300円
3回券 (指定席)3,600円 (前売りと会期中劇場での限定枚数発売) ※3回券は、オープニング・プレミアとクロージング上映では使えず。
- 作品紹介・上映スケジュールなどの詳細は、公式サイトの Sintok2012シンガポール映画祭公式サイトにて。
- Sintok シンガポール映画祭のTwitter アカウント