サロンクバヤ：シンガポール麗しのスタイル / Singapore, Sarong Kebaya and Style

2016年7月26日（火）～9月25日（月）の期間、「サロンクバヤ：シンガポール麗しのスタイルつながりあう世界のプラナカン・ファッション」展が東京都渋谷区の区立松濤美術館にて開催されます。

「サロンクバヤ」とは、レースなどで装飾された「クバヤ」というブラウスと、「サロン」と呼ばれる色彩豊かなジャワ更紗の腰衣を組み合わせたファッションのこと。シンガポールのプラナカン・ファッションを象徴するものです。

この「サロンクバヤ：シンガポール麗しのスタイル」展は、日本とシンガポールの外交関係樹立50周年を記念して、松涛美術館とシンガポール国立アジア文明博物館が主催する展覧会です。

「サロンクバヤ：シンガポール麗しのスタイルつながりあう世界のプラナカン・ファッション」展から読み解くシンガポール文化の重層性

「サロンクバヤ：シンガポール麗しのスタイル」展では、18世紀から20世紀にかけてのシンガポールのプラナカン（中国やインド系移民の子孫）の女性用民族衣装サロンとクバヤをはじめ、インド更紗のローブ、ジュエリー、ビーズ・サンダルなど約140点が展示。

ファッションという視点から、シンガポール文化の重層性や日本との関わりを読み解く狙いです。

松濤美術館によると、同美術館がシンガポールのファッショに焦点をあてたのは、おそらく初めてのこと。

展示内容の一部は、展示ケースを使わない露出展示。となって「サロンクバヤ」の繊細な柄・刺しゅうを間近で鑑賞することができます。

また、一部展示は写真撮影も可能。SNSなどへの投稿も自由にできるとしています。

2016年9月17日（土）には、同美術館にてワークショップ「華麗なるプラナカンビーズ刺繍で小物づくり」も開催されます。

プラナカンビーズ刺繍作家の下山田幸子さんを講師に迎えて、シンガポールの伝統的なプラナカンビーズ刺繍で小物をつくります。作品は、もちろん持ち帰ることができます。。

ワークショップは、午前の回と午後の回の合計2回。各回定員10名となっており、応募者多数の場合は抽選。受講料は2,000円（材料費、入館料は別途）。

会場：渋谷区立松濤美術館
（〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14）
開催期間：2016年7月26日（火）～9月25日（月）
開館時間：企画展 10:00～18:00（企画展期間中の毎週金曜日は19:00まで）
公募展／小中学生絵画展 09:00～17:00
※入館はいずれも閉館30分前まで。
休館日：毎週月曜日（国民の祝日、または休日に当たる場合は開館）。
国民の祝日、または休日の翌日（土・日曜日に当たる場合は開館）。
アクセス：　山手線・東急東横線・銀座線・半蔵門線の「渋谷駅」下車、徒歩約15分。京王井の頭線「神泉駅」下車、徒歩約5分。
※ 駐車場は、当館および付近にはありません。
入館料：一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生・60歳以上250円(200円)、小中学生100円(80円)
※金曜日に入館される渋谷区民の方は無料。入館の際に住所のわかるものを提示。
※土・日曜日、休日、小中学生は無料。
公式サイト：サロンクバヤ：シンガポール　麗しのスタイル　Singapore, Sarong Kebaya and Style - 松濤美術館