福岡国際映画祭2016 シンガポール映画情報
2016年9月15日(木)~9月25日(日)の期間、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016」が博多市にあるキャナルシティ博多「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」をメイン会場に開催されます。
「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」は、アジア映画に焦点をあてた映画祭として全国の映画関係者から注目を集めている映画祭。
アジアに対する理解と文化交流を促進することを目的に、2016年はアジアを中心とした23ヶ国・地域からの50作品以上の映画が上映されます。
シンガポール関連としては、シンガポールを代表する映画監督エリック・クーを筆頭に7人の監督によるショートムービー『セブンレターズ(7 Letters)』が上映されます。
さらにもう一本。ドキュメンタリー映画特集「アジア・リミックス」では、シンガポールのインディペンデン系バンド「The Observatory」に焦点を当てたドキュメンタリー作品『The Obs: A Singapore Story』が日本初上映登されます。
また、9月17日(土)に開催されるシンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」では、『セブンレターズ(7 Letters)』を手がけたシンガポールの映画監督、ロイストン・タン氏がパネリストの一人として登場します。
7人の映画監督によるショートムービー『セブンレターズ(7 Letters)』
- タイトル
- 邦題:セブンレターズ / 英題:7 Letters
- 監督
- エリック・クー(Eric Khoo)、ブー・ユンファン(Junfeng Boo)、ジャック・ネオ(Jack Neo)、ケルビン・トング(Kelvin Tong)、K.ラジャゴパル(K Rajagopal)、タン・ピンピン(Pin Pin Tan)、ロイストン・タン(Royston Tan)
- 製作年/国/上映時間
- 2015年 / シンガポール・マレーシア / 116分
- 作品公式サイト
- 7 Letters
7人7様に描くシンガポール物語
シンガポールを代表する映画監督エリック・クーを筆頭に、7名の監督が贈る7本のショートムービー。テーマは各監督それぞれが抱く故郷との繋がり。7監督7様、言葉や人種、世代とそれぞれにバックグランドを異にするシンガポーリアンのエピソードを通して、そこに暮らす人々の核心に迫っていく。
上映作品
『セブンレターズ(7 Letters)』上映スケジュール
- 9月17日(土)10:00~
- キャナルシティ13 スクリーン5
- 9月21日(水)12:30~
- キャナルシティ13 スクリーン5
- 9月24日(土)10:00~
- キャナルシティ13 スクリーン5
※詳細な上映スケジュールは、 スケジュール - アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016にて。
『セブンレターズ(7 Letters)』予告編&オリジナルポスター
シンガポールのインディーズバンドの創造性に迫る『The Obs: A Singapore Story』
- タイトル
- The Obs: A Singapore Story
- 監督
- Yeo Siew Hua
- キャスト
- Leslie Low、Vivian Wang、Bani Haykal、Dharma、 Victor Low、 他。
- 製作年/国/上映時間
- 2014年 / シンガポール / 98分
- 作品公式サイト
- The Obs: A Singapore Story
- The Obs: A Singapore Story
新たなミュージックシーンに迫る
シンガポールで独創的な活動を続けるインディペンデン系バンドThe Observatoryの創造過程に迫るドキュメンタリー。残された貴重な映像や写真、そしてバンドメンバー、ファン、評論家、コラボーレートするアーティストなどへのインタビューを通して、シンガポール音楽史の光と陰に言及。
上映作品
『The Obs: A Singapore Story』上映スケジュール
- 上映日時
- 9月16日(金)11:00~
- 上映場所
- ぽんプラザ
※詳細な上映スケジュールは、 スケジュール - アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016にて。
『The Obs: A Singapore Story』予告編&オリジナルポスター
シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」
2016年9月17日(土)には、東南アジア各地の気鋭の映画監督たちによる、シンポジウム「変わりゆく景観とアート:東南アジア映画の挑戦」が催されます。
パネリストとして登場するのは、インドネシアからリリ・リザ監督、フィリピンからカルロ・エンシーソ・カトゥ監督(フィリピン)、そしてシンガポールからは『セブンレターズ(7 Letters)』を手がけた一人であるロイストン・タン監督の3人。
変貌著しい東南アジアの各都市では、その景観や文化が急速な変化に直面しています。その中で、3人の映画監督はどのように考えている映画を制作を行っているのでしょうか? 興味深いシンポジウムになりそうですね!
- 日時
- 9月17日(土)15:25~
- 会場
- ぽんプラザホール
- パネリスト
- ロイストン・タン監督(シンガポール)、カルロ・エンシーソ・カトゥ監督(フィリピン)、リリ・リザ監督(インドネシア)。
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016の概要
アジアフォーカス・福岡国際映画祭は、2015年から国際交流基金アジアセンターと共催し、映画上映や市民参加イベントを通じた文化交流事業としての映画祭の充実と盛り上げを図るとしています。
上映作品の選定にあたっては映画祭ディレクターが実際にアジア各地に足を運んで現地調査を行い、作品の上映に際しては監督・主演者等をゲストとして招待して会場でのデスカッションやシンポジウムなどで市民との交流を図っていることが大きな特徴です。
9月15日(木)19:00からは、キャナル横の清流公園の特設ステージ(キャナルシティ博多西側 那珂川沿い)にてオープニング・セレモニーが開催されます。アジア各国からの監督・俳優ら豪華ゲストがレッドカーペットに登場します。また、セレモニー後には屋外オープニング上映も開催されます(※観覧には事前申し込みが必要)。
メイン会場は、昨年と同じく「キャナルシティ博多」内にあるシネマコンプレックス「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」、そして「ぽんプラザホール」で作品が上映されます。
※詳細な上映スケジュール PDF形式でダウンロードできます。
- 開催期間
- 2016年9月15日(木)~9月25日(日)
- 会場
-
キャナルシティ博多 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
(〒812-0018 福岡県福岡市博多区住吉1丁目2)。
-
ぽんプラザホール
(〒812-0038 福岡県福岡市 博多区祇園町8番3号)。 - 主催
- アジアフォーカス・福岡国際映画祭実行委員会/福岡市
- 共催
- 国際交流基金アジアセンター
- 料金
- 前売券は、1作品券1,100円、5作品券4,400円、フリーパス券11,000円
- 当日券は、1作品券1,300円、5作品券5,500円、フリーパス券13,000円
- 中高・大学生・留学生・障がい者は当日券500円(※当日、年齢などが証明できる身分証(学生証)を提示)。小学生以下無料。
- お問い合せ先
-
福岡国際映画祭インフォメーション Tel:080-2789-0431
※受付時間 2016年9月1日(木)~25日(日)10:00~17:00 - 公式サイト
- アジアフォーカス・福岡国際映画祭2016
- Focus on Asia Fukuoka International Film Festival アジアフォーカス・福岡国際映画祭
- @asiafocus10 アジアフォーカス