シンガポール映画情報@第29回東京国際映画祭
今年もアジアを代表する国際映画祭「第29回東京国際映画祭(29th Tokyo International Film Festival)」が2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)の10日間、開催されます。
六本木ヒルズ、EXシアター六本木をメイン会場に、都内の各劇場および施設・ホールなどで注目の映画が上映されます。
シンガポール関連では、死刑執行人補佐の揺れ動く心を描いたシンガポール映画『見習い』が「ワールド・フォーカス」部門で上映されます。
死刑執行人補佐の青年が主人公の映画『見習い』
映画『見習い』は、刑務所に勤務する青年の揺れ動く心を描いたヒューマン・ドラマ作品。監督自らが脚本も務めています。
青年は、死刑執行人補佐の仕事を与えられます。すると、自らが補佐するの65歳の死刑執行人は、実は亡き父を死刑にした本人だったことを知り、心が乱れはじめます……。
『見習い』を手掛けたシンガポールのブー・ユンファン監督は、東南アジアを代表するクィア映画の作り手としても知られています。
過去、短編集が東京国際レズビアン&ゲイ映画祭などで上映されている他、ま長編第1作の『Sandcastle』は、2012年に東京で開催された「Sintok2012シンガポール映画祭」でも紹介されています。
作品紹介 見習い - 東京国際映画祭
『見習い』予告編&オリジナルポスター
- タイトル
- 邦題:見習い / 英題:Apprentice / 原題:Apprentice
- 監督
- ブー・ユンファン(Junfeng Boo)
- キャスト
- フィル・ラフマン(Firdaus Rahman)、 ワン・ハナフィ・スー(Wan Hanafi Su)、 マストゥラ・アフマド(Mastura Ahmad)、 ボーン・ピン・コー(Boon Pin Koh) 、他。
- 製作年/国/上映時間
- 2016年 / シンガポール=ドイツ=フランス=香港=カタール / 96分
『見習い』上映スケジュール
- 10月27日(木)13:40~
- TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN2
- ※登壇ゲストの予定有り。
Q&A:ブー・ユンファン(監督/脚本) - 10月29日(土)13:25~ )
- TOHOシネマズ 六本木ヒルズ SCREEN2
- ※登壇ゲストの予定有り。
Q&A:ブー・ユンファン(監督/脚本) - 料金
- 一般料金:1300円(税込)
- 学生料金:1000円(税込)
- 学生当日料金:500円(税込)
- チケット詳細
※詳細な上映スケジュールは、 スケジュール - 東京国際映画祭にて。
第29回東京国際映画祭の概要
2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)の10日間に渡って開催される「第29回東京国際映画祭」。日本唯一の国際映画製作者連盟公認の映画祭です。
今年は、従来の六本木ヒルズに加えて、新たにEXシアター六本木もメインシアターとなり、オープニングセレモニー、クロージングセレモニーの開催をはじめ、コンペティション部門等が上映されます。
期間中は「東京 サクラ グランプリ」を選出する同映画祭のメイン部門である「コンペティション」をはじめ、日本未公開のエンタテインメント最新作をプレミア上映する「特別招待作品」、 独創的な日本のインディペンデント映画作品に焦点を当てた「日本映画・スプラッシュ」、 世界各国の話題作を取り上げる「ワールド・フォーカス」、 あるいはアジア(日本、中東地域を含む)で作られた新鋭監督の1本目または2本目の長編作品を対象にしたコンペティション部門「アジアの未来」などがあります。
アジア関連として見逃せないのが、国際交流基金アジアセンターが創設した「CROSSCUT ASIA」(クロスカット・アジア)部門です。アジア各地の監督、俳優、テーマなどに焦点を当て、アジアを鋭く切り取った珠玉の映画を紹介するアジア映画特集上映です。第3回目となる今年は、今年は「カラフル!インドネシア」と題して、究極の多様性を内包する国・インドネシアの映画が特集されます!
また、将来の映画産業を担うファンの創出とクリエイター等の人材育成のため、今年から中高生を主人公・主題とする映画の特集「TIFFティーンズ」と、小学生以下の鑑賞を想定した映画の特集とワークショップ「TIFFチルドレン」が新設されたことが目を引きます。
- 開催時期: 2016年10月25日(火)~11月3日(木・祝)
- 開催場所: 六本木ヒルズ:TOHOシネマズ六本木ヒルズ / 大屋根プラザ / ヒルズアリーナ(東京都港区六本木6-10-1)
EXシアター六本木(〒106-0031 東京都港区西麻布1丁目1-2-9)
東京国際フォーラム(〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1) )、他。 - 主催: 公益財団法人ユニジャパン(第29回東京国際映画祭実行委員会)
- 共催: 国際交流基金アジアセンター(アジア映画交流事業)
東京都(コンペティション部門、ユース部門) - 公式サイト: 第29回東京国際映画祭
- Facebook:東京国際映画祭 (東京国際映画祭 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL)
- Twitter: @tiff_site 東京国際映画祭
- チケット購入方法