丹保美紀氏が講師を務めるプラナカン・セミナー

プラナカン文化に関するセミナーが日本アセアンセンターで開催/2012年12月19日(水)

プラナカン・セミナーのフライヤー

東京・新橋にある日本アセアンセンター アセアンホールにて2012年12月19日(水)、プラナカン文化に関する「プラナカン・セミナー」が開催されます。

主催は日本アセアンセンター観光交流部。講師は、「マレー半島 美しきプラナカンの世界」の著者で、日本におけるプラナカン文化の第一人者である丹保美紀氏です。

プラナカン(Peranakan)とは、欧米列強による東南アジア植民地支配時代、15世紀後半から数世紀にわたって、今のマレーシアを中心とする地域に移住して根付いた主に中華系移民の末裔を指す言葉です。

「プラナカン(Peranakan)」とはマレー語/インドネシア語で「子孫/末裔」を意味する言葉で、中国人と他の民族との混血を指すババ(男性)・ニョニャ(女性)という言葉もあります。

プラナカンは、それぞれ根付いた地域の風習に程度の差こそあれ適応しつつ、独自の「プラナカン文化」を形作ってきた、と言われています。

最近は、日本でもニョニャ食器やビーズサンダル、ニョニャ料理などのプラナカンの文化に注目が集まっています。

とはいえ、プラナカン文化についてはシンガポールやマレーシアでも、まだまだ誤解や謎が多いのが現状とのこと。

マレーシア、シンガポール、タイなどでプラナカンに関する取材を続けてきた丹保さんによる、 日本初とも言えるプラナカン文化セミナーはタイムリーな企画ですね!

定員は100名で定員になり次第締め切り。参加費は無料ですが、 日本アセアン・センターへのメール による事前申し込みが必要です。

マレー半島 美しきプラナカンの世界 (私のとっておき)
「マレー半島 美しきプラナカンの世界 (私のとっておき)」 丹保美紀・イワサキチエ共著

『プラナカン・セミナー』 の概要