マリーナ・ベイ・サンズの隣りに植物園「ベイ・サウス・ガーデン」オープン

大規模植物園「ベイ・サウス・ガーデン」がオープン!/2012年6月29日(金)~

Gardens by the Bay Launch
Gardens by the Bay Launch / coolinsights

今やシンガポールの顔となったマリーナ・ベイ・サンズのスグ隣りの海側に、植物園・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイが登場しました。2012年6月28日(木)「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」(Garden By The Bay)を構成する3つのエリアのうち、「ベイ・サウス・ガーデン」(Bay South Garden)のオープニング・セレモニーが行われました。

「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」は、「ベイ・サウス・ガーデン」「ベイ・イースト」「ベイ・セントラル」の3つの庭園で構成される巨大な植物園。最終的には総面積が実に100ヘクタールを超える規模となりますが、今回、オープンした「ベイ・サウス・ガーデン」は、3つ中で最大規模の植物園です。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、シンガポールが掲げる「シティ・イン・ザ・ガーデン」構想に基づいて長年、建設が続けられてきた壮大な計画の一環で、新都心マリーナ・ベイエリアのシンボル的存在と位置づけです。

昨年2011年11月に1週間だけ、樹齢1000年以上のバオバブの木などを擁するマリーナ・サウスの「ベイ・サウス・ガーデン」の一部が限定公開されましたが、2012年6月29日(金)からは一般公開されます。

Gardens by the Bay Launch
Gardens by the Bay Launch / coolinsights

「ベイ・サウス・ガーデン」には、主に3つの施設から構成されます。気温を23~25度に保ち、地中海の涼しく乾燥した気候に育つ花や木を展示する「フラワー・ドーム」(Flower Dome)、35メートルの人口の山から滝が落ちる「クラウド・フォレスト」(Cloud Forest)という2つのドーム施設の植物園があります。。セネガルから運んできたバオバブの木や樹齢1000年にもなるオリーブの木なども見所です。

そして、もう一つ目玉となる施設が、高さ25~50メートルの「スーパーツリーズ」(The Supertrees)と呼ばれる巨大な人工の木です。2本のスーパーツリーの間には「空中遊歩道」(Skyway)が設けられ、空中庭園散歩を楽しむことができます。最も高いスーパーツリーズの屋上にはレストランも開業予定です。

「ベイ・サウス・ガーデン」は、2012年1月14日にオープンしたMRT環状線(サークル・ライン)のベイ・フロント/Bayfront駅のすぐ目の前のため、 アクセスも容易です。開業営業時間は午前5時から午前2時。ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの入場自体への入場は無料で、 2つのドーム施設とスーパーツリーの遊歩道が有料となります。詳細な料金表は、公式サイト内の 「ビジター・インフォメーション」 ページを参照。

なお、6月29日(金)から7月8日(日)の期間の週末には、オープン記念コンサートなども予定されています。

Gardens by the Bay Launch
Gardens by the Bay Launch / coolinsights

参考URL

Garden By The Bay
ガーデン・バイ・ザ・ベイ / Garden By The Bay の公式サイトに、ガーデン内の詳細な施設案内、マップ、各料金などが掲載されています。
MRT(Mass Rapid Transit)の路線図
MRTを運営しているSMRT Corporation Ltd の公式サイト内のNetwork Mapページに、詳しい路線図が掲載されています。
Gardens by the Bay Launch
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