ラッフルズ ホテルが世界の旅行者が選んだ2012年ベスト・ホテルで1位!

2012年にユーザーから「高い評価を受けたホテルTop 12」でラッフルズ ホテルがベスト・ホテルに輝く/2013年1月16日(水)

2013年1月16日、世界中のホテルを取り扱うホテル予約サイトのアゴダ(agoda)が「ユーザーの高評価を受けたホテルTop 12」を発表しました。

ホテル予約サイトは数多くありますが、アゴダ(agoda.com)は“アジアに強い”ホテル予約サイトとして知られています。

アゴダは、もともと1990年初頭、タイに移住したニューヨークのロングアイランド出身で若者がプーケット島を拠点に立ち上げたサイトが出発点。

2002年にプーケットからバンコクへ拠点を移し、さらに大きな成長を遂げ、今ではナスダック証券市場に上場する米国Priceline(Nasdaq:PCLN)のグループ企業となっています。

さて、「ホテルTop 12」の内容を見ると、シンガポールの名門ホテル、ラッフルズホテルが、「口コミ スコア:9.506」というスコアで世界ベスト1に輝いています!

Raffles Hotel
Raffles Hotel / Ariaski

実際に宿泊した方の評価レビューによるランキング

この「ユーザーの高評価を受けたホテルTop 12」は、実際にホテルに宿泊をしたユーザーの評価を元にしたランキングです。

アゴダ(agoda.com)を通じてホテルを予約・宿泊すると、宿泊後、ホテルレビューを求められます。具体的には、「価値」「ロケーション」「スタッフの対応」「ホテルの状態/清潔さ」「お部屋の快適さ」「お食事」の項目です。

これらの項目の評価が平均され、ホテル全体の評価となります。今回の「ユーザーの高評価を受けたホテルTop 12」は、2012年1月1日から12月31日までの期間のユーザー評価合計をレビュー総数で割り、評価の高い順にランキングしたものです。

つまり・・・シンガポールにある数千の宿泊施設は言うに及ばず、世界中の何万件ものホテルの中で、宿泊者から最高の評価を得たホテルとなります。

実際、「口コミ スコア」が「9以上」の評価となるホテルは極めて少数。その中で、ラッフルズホテルは口コミ スコアが「9.506」という驚くべきハイスコアとなっています。

ラッフルズ・ホテルは、かの文豪、サマーセットモームが『東洋の貴婦人』と絶賛した由緒正しきホテル。それだけに宿泊料金もそれなりにしますが、オフシーズンには1泊5万円台のことも。シンガポール旅行の計画のある方は、チェックしてみて損はないと思います!

ラッフルズ・ホテル / Raffles Hotelとは

ラッフルズ・ホテル Raffles Hotelは、伝統的なコロニアル・スタイルを持つシンガポール最高級ホテルです。客室数は103室と、シンガポールの最高級ホテルの中では一番少なく、全室がスイートというつくり。全室ともシャワーとバスタブが独立しています。

シンガポールがまだイギリス植民地だった1887年12月にイラン出身のアルメニア人のサーキーズ兄弟によってバンガローをホテルにして開業。1899年に現在の原型となるコロニアル様式の建物が完成し、ヨーロッパ諸国から「スエズ以東でもっともすばらしい施設」と高い評価を獲得。

また、ホテルに宿泊しなくても、ホテルのレストランやカフェでひと時を楽しむことができます。2階にあるロング・バーや中庭にあるガゼボ・バーでは、このホテルが発祥の地と言われているシンガポール・スリングを飲んだ、という方もいるハズ。

このホテルのバーテンダーで海南島出身のニャン・トン・ブーンが1915年に初めて作った当初は、あまり人気が無かったと言われていますが、1950年代にニャン・トン・ブーンの甥であるロバート・ニャンがレシピを変更して名物カクテルにしたそうです。

宿泊した名士には、文豪のサマセット・モーム、ジョゼフ・コンラッド、ラドヤード・キップリングや、チャーリー・チャップリンなどがいます。

こうしたラッフルズ・ホテルの由緒ある歴史は、ホテル3階にあるラッフルズ・ホテル博物館で展示されています。

ラッフルズ・ホテル(Raffles Hotel)のデータ

ラッフルズ ホテルの概観写真1 客室写真1 客室写真2 客室写真3 客室写真4

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データ提供 Agoda.jp(アゴダ)