マーライオン像が2014年3月・4月、清掃・メンテナンス作業に入るため見学不可に

マーライオン像が清掃・メンテナンス作業に入るため、期間中は見学不可に。 / 2014年3月15日(土)~4月7日(月)

シンガポールのシンボルであるマーライオン像(マーライオン公園)が 2014年3月15日(土)~4月7日(月)の期間、清掃・メンテナンス作業に入ります。

期間中は、マーライオン像の周りをフェンスで囲ってしまうため、マーライオン像の見学・写真撮影ができなくなります。

シンガポール政府観光局によると、マーライオン像の背後にあるミニサイズのマーライオンの方は、3月29日(土)以降、撮影が可能になる、とのことです。

2014年3月15日(土)~4月7日(月)の清掃・メンテナンス期間中、シンガポール旅行を予定している方は、ご注意を!

Merlion
Merlion / B_cool

マーライオン(Merlion)とは? その由来

ライオンの頭部に魚の下半身を持ったマーライオンは、1972年9月に登場したシンガポールのシンボル的存在で、高さ8.6m、重さ70トンという巨大な像です。 2004年4月に現在のマーライオン広場に移されています。 マーライオンを考案したのはヴァン・クリーフ水族館の学芸員を務めていたフレイザー・ブラナー。彫像はシンガポールの著名な彫刻家リム・ナンセンが手掛けています それでは、なぜ上半身がライオンで、下半身は魚となっているのでしょうか? その由来は11世紀に遡ります。

当時、マレーシアの王族が対岸に見える大地を目指して航海に出たところ、海が激しく荒れました。そこで、王族が被っている王冠を海に投げたところ海は静まり無事に大地にたどり着くことができました。

その時、ライオンが現れて、王族にその大地を治める事を許可しました。マーライオンの頭部は、このときのライオンを表しています。

また魚の尾は、古代都市のテマセックを象徴しています。

王族は、その大地を「Singa=ライオン」、「Pura=都市」を意味する「Singapura」(シンガプーラ)と名づけ、マーライオンを国の守り神として祭ったという伝説が、マーライオンの由来となっています。

Merlion at Marina Bay
Merlion at Marina Bay / erwinsoo