シンガポール植物園が、世界の人気観光スポット2014～アジアの公園ランキングのトップに！
世界の旅行者が選んだ「世界の人気観光スポット2014～アジアの公園ランキング」のトップはシンガポール植物園！
世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」（TripAdvisor）は2014年6月18日（水）、トリップアドバイザー上に投稿された世界中の旅行者の口コミ評価を基に、「トラベラーズチョイス 世界の人気観光スポット2014」の公園ランキングを発表しました。
同ランキングは、2013年1月～2013年12月の1年間にトリップアドバイザー上の観光スポットに投稿された世界中の旅行者の口コミを元に、星評価（5段階）の平均、投稿数などを独自のアルゴリズムで集計してランキング化したものです。
「世界ランキング トップ25」をはじめ、「アジア」や「ヨーロッパ」などの地域ごとのランキングなども発表され、 世界の旅行者が訪れる「アジアの公園 トップ25」の第1位にはシンガポール植物園が見事ランクインしています。
第2位は日本の広島平和記念公園、第3位は香港の南蓮園池がランクインしました。
入園無料のシンガポールの憩いの場、シンガポール植物園
第1位となったシンガポール植物園は、52ヘクタールもの広大な敷地を持つ、シンガポール最大の観光スポットの一つです。
入園は無料（ラン園のみ有料）で、地元シンガポーリアン達にとっても憩いの場となっています。週末の土・日ともなれば、ランチボックスを持参したピクニックがてら楽しむ人々の姿も目にします。 広大な園内にある芝生と遊歩道を歩くと、いかにも熱帯を思わせる鮮やかな花で溢れています。
清楚なサンユウカ、赤やオレンジ色が鮮やかなオウゴチョウ（黄胡蝶）、赤やオレンジのハイビスカス、フラミンゴ色の花と不思議な実をつけるキャノンボールツリーなどなど見所が満載！
また、園内には「ヘリテージ・ツリー」名づけられたサガ、テンブスといった大木も見ごたえがあります。
シンガポール植物園の最大の見所は、3ha もの敷地に蘭が咲き誇るナショナル・オーキッド・ガーデンです。
1000を越える原種と、2000種以上の交配種からなる約6万本のランがある世界でも最大級の規模を誇るラン園です。
公式オフィシャル・サイト： Singapore Botanic Gardens
Singapore Botanic Gardens: National Orchid Farms / petersbar
Singapore Botanic Garden 3 / the yes man
熱帯の高い場所にある雲霧林を再現したクラウド・フォレスト・ドーム
シンガポールの公園は、シンガポール植物園の他、クラウド・フォレスト・ドーム（Cloud Forest Dome）も第25位にランクインしています。
クラウド・フォレスト・ドームは、2012年6月にマリーナ・ベイ・サンズの海側に登場した大規模な植物園「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」（Garden By The Bay）を構成する3つのエリアのうちの一つである「ベイ・サウス・ガーデン」（Bay South Garden）にあります。
クラウド・フォレスト・ドームは、ベイ・サウス・ガーデンにある2つのドーム型植物園の一つです。
もう一つは、クラウド・フォレスト・ドームの隣にあるフラワー・ドーム（Flower Dome）。ドームの高さが高い方がクラウド・フォレスト・ドームです。
どちらも温室植物園ですが、クラウドフォレストは熱帯の高い場所にある雲霧林を再現。フラワードームは乾燥地域の春を再現しています。
巨大なガラス張りのクラウド・フォレスト・ドームのドームの中に貼ると、35メートルの人工の山がそびえており、その頂上から人工の滝が流れ落ちています。
ミスト噴射による人工の雲が山を取り巻き、寒冷な高山を再現しています。頂上は標高2000メートルの設定になっているそうです。
エレベーターで人工の山の頂上（6階）まで上がってから、 人口の山の周りに設けられた散策路「クラウド・ウォーク」を歩いて降りていきます。
山の表面にびっしり植えられた高山植物を見ながら歩き、な人工の滝の裏側まで降りていく形です。
フラワードームとクラウドフォレストの料金は2施設合わせて28シンガポールドル（約2500円）。ドーム１つだけの料金設定はないようです。
アクセス方法は、MRTのサークルライン（オレンジライン）のハーバーフロント駅から。 B出口を通って直通の地下通路を進むと、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの西に広がる「トンボの湖」方面に出ます。
ただ、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは巨大な敷地で、中をかなり歩くことになるので、タクシーで直行する手もあります。
公式オフィシャル・サイト： Garden By The Bay
2012-06-17 06-30 Singapore 427 Gardens by the Bay / Allie_Caulfield
Tristan Schmurr
ちなみに、日本の公園は「広島平和記念公園」のほか、第5位に兼六園、第6位に奈良公園、第11位に代々木公園、第14位に上野公園、第18位に山下公園、第19位に大通公園、第22位に栗林公園、第23位に長崎平和公園と合計9カ所も選ばれています。
アジアの公園ランキング トップ25
※順位 （昨年度順位）/ 公園名（国名）
- 第1位 (1) シンガポール植物園（シンガポール）
- 第2位 (3) 広島平和記念公園（日本）
- 第3位 (2) 南蓮園池（香港）
- 第4位 (20) ルンピニー公園（タイ）
- 第5位 (-) 兼六園（日本）
- 第6位 (5) 奈良公園（日本）
- 第7位 (9) 景山公園（中国）
- 第8位 (4) 香港公園（香港）
- 第9位 (6) 北海公園（中国）
- 第10位 (7) 濱江大道（中国）
- 第11位 (13) 代々木公園（日本）
- 第12位 (11) 南山公園（韓国）
- 第13位 (8) チャンディーガルの彫刻庭園（インド）
- 第14位 (22) 上野公園（日本）
- 第15位 (14) 漢江公園（韓国）
- 第16位 (19) 蘇州古典園林（中国）
- 第17位 (16) 陽明山国立公園（台湾）
- 第18位 (-) 山下公園（日本）
- 第19位 (21) 大通公園（日本）
- 第20位 (-) 九龍公園（香港）
- 第21位 (-) 復興公園（中国）
- 第22位 (-) 栗林公園（日本）
- 第23位 (-) 長崎平和公園（日本）
- 第24位 (23) レイク・ガーデン・パーク（マレーシア）
- 第25位 (-) クラウド・フォレスト・ドーム（シンガポール）